- 性別:女性
- 年齢:30歳
- 住まい:滋賀県大津市
- 家族構成:自分、夫、子
- 間取り:2階建の4LDK
- 施工業者:工務店
子供の小学校入学を期に家を建てました
夫が転勤族なため、賃貸に住んでいましたが、年度末に転勤がなかったので、子供の小学校入学なども考えて、家を建てようと考え始めました。
夫が単身赴任する可能性もあるので、マンションを購入する選択肢も考えましたが、やはり夢のマイホーム、という感覚があったので、家を建てる方向になりました。
家を建てたい、と思っても、自分も夫も知識がなく、一から勉強することばかりでした。
家族で出掛けた時も家のカタログを見たりしても、こんな感じにしたいな、という理想が膨らんでいきました。
快適な高気密・高断熱住宅のはずが…
工務店さんのモデルハウスを見に行った時に、高気密、高断熱の構造の説明を受けて、強く衝撃を受けました。
自分の実家は田舎の昔からの家なので、冬は隙間風や床が冷たい、廊下は極寒などが当たり前でした。
しかし高気密、高断熱のモデルハウスに入った瞬間から、どこに行っても同じ室温で、お風呂場やトイレまでもが寒さを感じない。
かなり快適で、暖房器具がなくとも、暖かさを感じることができ、そこを気に入って購入したのです。
しかし快適すぎることが、逆に良くなかったな、と住んでから思うようになりました。
快適に過ごせることは良いことだと思いますが、基本的に窓を開けたり、洗濯物を外に干したりする概念がない家の構造なので、外の気温の変化に身体がついていかないことが増えてきました。
日本独特の四季の変化を感じる機会が減ったように思います。
比較することの重要性
購入を決めた工務店さんは、最初にモデルハウスを見に行ったところでした。モデルハウス自体を見るのも初めてで、見るもの聞くものが新鮮でした。
もちろん工務店さん側も購入してもらおうと話をしているのでしょうが、他の工務店やハウスメーカーではない特徴をかなり推してきました。
その話術に飲み込まれた、と言っても過言ではありません。
また他の工務店やハウスメーカーの特徴やモデルハウスをたくさん調べて、比較することをあまりしなかったので、それも失敗の原因の一つだと思います。
リフォームや改善策は?
標準で全館床暖房が入っているので、それを使わなければいいだけなのですが…
しかし窓を開けない設定だったので、網戸をつけておらず、窓を開けっ放しにしておくのは出来ないので、結局冷暖房機器や床暖房を使用することになります。
窓を開けるなら、網戸をオプションで付けるしかなさそうです。
また洗濯物は家の中に干しておいても、乾くことは乾くのですが、今までの習慣から、外に物干し場を設けて、外に干していることがほとんどです。
各業者のメリット・デメリットを調べること!
家を購入するということは、それほど簡単に決められるものではないと思います。大金持ちの方は別だと思いますが、本当に一生ものの買い物です。
一度購入してしまえば、そう簡単に買いかえることはできないし、少しでもここが嫌だなぁ、とかもう少しこうしたいなぁ、という思いがあるなら、踏み止まって考え直す必要があると思います。
工務店やハウスメーカーも全国展開の有名どころから地域密着型のところまで様々です。
そしてそれぞれに良いところ、悪いところがあると思うので、たくさん調べて、モデルハウスもたくさん見学してみて、その会社の方と話してみて、決めるので良いと思います。
営業さんは話が上手いので惑わされないように気をつけてください。自分が考えている理想の家を建ててくれる会社に出会うことが、家を建てることの第一歩だと思います。
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業者選びで大失敗!建築費を500万円も大損しました
知らないと大損する『注文住宅』の建築費用。
我が家は地元の工務店に新築をお願いしたのですが、そこでとんでもない事件が発生してしまいました…。
建築費用を500万円も大損していることが判明したのです(泣)