- 性別:女性
- 年齢:50歳
- 住まい:東京都小金井市
- 家族構成:夫婦、長男(社会人)、長女(高1)、次男(小6)
- 間取り:4LK
- 施工業者:工務店
また、たとえ東京でも冬はだいぶ冷えますし夏は猛暑でたいへんです。
北海道の家のような断熱構造にすることで、光熱費がずいぶん変わり、快適さも変わりますので、そこを考慮したほうがいいと思います。
考えるだけで楽しかったマイホーム計画
それまでは家族3人で3DKのアパートに暮らしていましたが、第二子(長女)の誕生前に広い住居に移りたいと考えました。
一戸建てならほかの住民と生活音のことを気を使い合わなくてもよくなるし、広くなると友人を招いてパーティーなどもしやすくなるね、と話しました。
また、遠方からのお客さんを泊めてあげることもしやすくなります。玄関にはお花を植えよう、庭には果物の木を植えよう、など、いろいろ楽しみにしていました。
我が家の失敗点
- 階段の位置
- 断熱構造にしなかった
- サッシのデザイン
- 駐車場の表面の素材やデザイン
- キッチン
- 窓の位置
玄関を入って目の前に階段があるので、すぐ寝室(二階)へ、リビングを通らずに行けてしまう位置に階段があり、「ただいま」のあと、顔を見ずに二階の寝室へ行けてしまうので、コミュニケーションの機会が減ってちょっと寂しく思うことがある。
特に一番上の息子。子どもは成長するともう親とベタベタ仲良くしてくれません(自然なことですけど)から、せめて少しでも触れ合える設計にしておけばよかったですよ。
夏は暑く冬は寒く、光熱費がかかること。寒い地方や暑い地方でなくとも断熱構造は大事だと思いました。省エネを考える上でも。
せっかく快適な住宅を手にいれたはずが、床からの冷気がけっこう辛く、初めからよく考えておけばよかったと思いました。
家族のコミュニケーションや快適性を全く考えていませんでした
家族が顔を合わせる空間(リビング)を中心に、実際の暮らしをイメージしていませんでした。階段はリビングを通過してからでないと使えない位置にすべきだった。
床、壁、屋根、サッシなど、断熱構造にすることをあまり考慮しなかった。両隣の家の設計(窓の位置)をあまり観察しなかったのは失敗だった。
掃除のしやすさを考えて家のパーツを吟味すべきところ、しなかった。アパートのコンロは2口だったため、3つでも十分と思い込んでしまった。
もし、改善できるとしたら…
階段はリビングの中かリビングを通過した位置に設計したら良かったと思います。
床、壁、屋根の断熱、サッシはダブルグラスにする。光熱費の節約にもなるし、エコ。掃除のしやすいサッシの形を選びます。
駐車場の舗装をコンクリートにしてしまったが、雨が浸透する設計にすればよかったな、と思います。
キッチンのコンロの数を3つにしましたが、4つにすればよかった。
家族の一体感と快適性を考えた家づくりを!
一緒に生活する人がなるべくバラバラにならないような設計をよく考えた方が、楽しく生活できると思いますので、玄関から直接階段を上がれる設計はおすすめしません。
また、両隣やお向かいの家の構造もよく観察して、お互い気になる位置に窓を作ったりしないように気をつけた方がのちのち快適に過ごせます。
そして断熱はほんとうに大切です。暑さ寒さが厳しくない地域でも断熱構造にして損はないと思います。特に床が冷たいと冬つらいです。
長く住むことになると思いますから、バリアフリー設計にしておくのも良いことだと思います。
あとは掃除のしやすさ、洗濯や家事の動線に合った設計、家の中だけでなく駐車スペースのデザインなどもゆっくり吟味して決めていかれたらいいと思います。
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業者選びで大失敗!建築費を500万円も大損しました
知らないと大損する『注文住宅』の建築費用。
我が家は地元の工務店に新築をお願いしたのですが、そこでとんでもない事件が発生してしまいました…。
建築費用を500万円も大損していることが判明したのです(泣)