- 性別:女性
- 年齢:33歳
- 住まい:富山県富山市
- 家族構成:夫婦、子ども(1歳)
- 間取り:4LDK
- 施工業者:工務店
両親との同居生活に煩わしさを感じ、家を建てました
2015年に主人と結婚し、しばらくは主人の両親と同居していましたが、お互い気を遣うことも多く、自分たちだけの家が欲しいと思うようになりました。
キッチンやお風呂などの水回りは、特に気を遣いました。幸い、両親の家の敷地内に家を建てる土地があり、そこに新居を構えようということになりました。
家を建てたら、共同で使っているときの煩わしさから解放されるという期待と、自分の好きなインテリアにできるという嬉しさでワクワクしました。
その反面、私たち夫婦にとっては一生に一度の大きな買い物ですから、大きな失敗は絶対にしなくないと思っていました。
コンセントと照明で失敗
コンセントの数も、照明の数も、もっと増やせばよかったです。
例えばコンセントの場合、我が家は床から天井までの棚を造作で作ってもらったのですが、その棚の中にもコンセントを設置すればよかったです。
棚の一部を、iPadやスマホを常時置いておくスペースにしたのですが、そこで充電もできたら完璧でした。
結局、自分で延長コードを用いて、コンセントから充電できるようにしましたが、コードが見えるのが嫌です。
モールなどで隠してみても、やはりコードがないほうがすっきりします。
照明の設置場所は、階段下の物置につけるのを忘れました。
階段をU字にしたので、物置の内部は直進の一方向ではなく左に曲がる作りになっており、扉を開けていても全く光が入らない部分があります。
物を詰め込みたいスペースだったので、照明がないのは不便です。ここも結局、自分たちで壁に取り付けられるタイプの懐中電灯のようなものを設置しました。
想像力不足が失敗の要因です
照明、コンセントといった電気系統は、施工の早い段階で数や位置などを細かく決めることを求められました。
壁紙を貼ってしまうと、そこの部分にはもう増設できないためだと言われました。
工務店の担当者にも、「コンセントは多めにつけておいたほうがいいですよ」と言われていたのですが、完全に私たちの想像力不足が失敗の要因だと思います。
もしくは、3D画像などで、施工後のイメージが見られれば、イメージが沸き、早めに気付くことができたかもしれません。気づいたときには、時すでに遅しでした。
解決策は施したものの見た目が…
自分たちでできる解決策は施しました。延長コードを使用することと、物置のスペースに壁に取り付ける照明を設置すること、この二点です。
しかし、やはり見た目に美しくないです。また、延長コードは高い位置に取り付けると、モールの接着剤が取れて落下したことがありますし、危険です。
壁に設置した照明も、不安定だと思う部分があります。もし、今後ずっと気になるようなら、依頼した工務店に再度何とかならないか聞いてみるのもありかな、と思っています。
家を建てた方の意見を参考にすること!
現在の住宅基準は、断熱性能も高いですし、省エネだと感じます。どのメーカーを選んでも、そこはあまり心配しなくてもいいのかなと思います。
ただ、大手のハウスメーカーは広告宣伝費に莫大な資金を投じていますし、家の頑丈さ、家の質、というところでは、個人的に不信感が募ります。
安さを売りにしているところも、結局、「安かろう、悪かろう」の家が建つ気がします。
家を建てた先輩方の意見は、とても参考にななるので、身近に家を建てた方がおられる場合は、積極的に身に行かせていただいたらいいと思います。
私が聞いた意見では、「バーチカルブラインド(縦のブラインドカーテン)は小さな子供がいる家庭にはよくない」「吹き抜けはデザインはいいが、冬が寒い。
朝起きて暖房をつけるが、出勤の時間になってようやく部屋があたたまる」などです。
-
業者選びで大失敗!建築費を500万円も大損しました
知らないと大損する『注文住宅』の建築費用。
我が家は地元の工務店に新築をお願いしたのですが、そこでとんでもない事件が発生してしまいました…。
建築費用を500万円も大損していることが判明したのです(泣)