- 性別:女性
- 年齢:27歳
- 住まい:神奈川県相模原市
- 家族構成:本人、夫、娘
- 間取り:3LDK
- 施工業者:工務店
子供や将来を考え、家を建てることにしました
夫と歳が離れている(夫が年上です)こともあり、「もし家やマンションを買ってローンを組むならば、早いほうがいい。そろそろ動き出さないと」と思い、住宅展示場を見に行ったことがきっかけです。
また、家を建てようと思ったときはまだ妊娠前で、「将来、子どもを産んで育てるならば、アパート暮らしのままでは難しいだろうな。でも、子どもは欲しい」と思っており、将来授かるであろう子どもに期待をしながら住宅展示場を見に行った記憶があります。
「わくわく感」というよりも、「義務感」のほうが近く、また、家を建てることに関する知識も乏しかったので不安もありました。
1階トイレを洗面所の奥に設置したところ…
リビングと、洗面所・お風呂・トイレの間をスリット式の扉で区切っているため、トイレに行くためには必ず洗面所を通らなくてはなりません(トイレは、洗面所の奥の、お風呂の隣にあります)
例えば、お風呂に入っている人がいる場合、そのほかの家族が一階のトイレを利用するためには、そのお風呂に入っている人と鉢合わせをする可能性があるのです。
トイレに行くためには、お風呂に入っている人に気遣いながら洗面所を通り、トイレに行く必要があります。
現在は、その気遣いは夫婦間だけなのでまだよいのですが、今後子どもが大きくなった際、思春期などの時期にはより一層気を使わなくてはならないことになります。また、来客時も同様です。
生活同線を考えていなかった間取り
失敗した原因は、リビングスペースを広くとったためだと思います。
リビングスペースを広くとる間取りにするために、洗面所・トイレ・お風呂をまとめ、スペースを確保しました。
また、リビングスペース内にウォークインクローゼットも設置したかったため、より一層スペースの確保に気を配りました。
そのため、洗面所・お風呂・トイレといった生活同線をどのように使うかまで配慮がいきませんでした。
このような想定がないまま、間取りを決めてしまったことが原因だと思います。
イメージ・試行錯誤・人の意見を聞くこと!
家づくりで大切なのは、とにかくイメージトレーニングをすることだと思います。
生活をするうえで必要な行動を、ありとあらゆるパターンで紙に書き出したり、リストアップし、それを今考えている家でやるとどうなるか、というイメージをして、スムーズにいくかどうか考えるのがよかったと思います。
また、間取りの候補がいくつか挙がったら、急いで決めることはせず、家族や親しい友人など、いろいろな人に見てもらって、意見やアドバイスをもらい、そのうえで検討するのがいいと思います。
「家は3軒建ててようやく納得のいく家を建てることができる」というくらいですから、家を建てることに関する専門の仕事をしていない限り、1軒目ですべて納得のいく家を建てることはきわめて難しいと思います。
どれだけ思考を重ねて、「こうだった場合はこうして、ああだった場合はこうして」とシミュレーションをしても、一度暮らしてみないとわからない、見えてこない点がどうしてもあります。
しかし、そんなところも家を建てる醍醐味のひとつだと思います。試行錯誤を重ねて、ようやく決まった家づくりプランなのであれば、その完成の先には必ず幸せが待っていると思います。
不安はあって当然だと思います。たくさん悩んで、たくさん検討して、人生でおそらく一度しかない家づくりを精一杯楽しむことが、成功の秘訣だと思います。
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