プロフィール
  • 性別:女性
  • 年齢:56歳
  • 住まい:福岡県大野城市
  • 家族構成:夫と二人暮らし
  • 間取り:4LDK
  • 施工業者:ハウスメーカー

業者を比較した数は?
両親の知り合いのメーカーに依頼したので、比較する余地はありませんでした。

参考にしたサイトor雑誌
雑誌やサイトではなく、モデルハウスを見て実際の建物を見て回ってイメージを作っていきました。
雑誌やサイトでは、建材の手触りや匂いが分かりませんし、換気扇やトイレのドアノブなどは掲載されていないことがあるので、実物を見たかったのでした。

新築で一番重要だと思う箇所は?
窓の位置です。周囲に家が建つ、あるいは建っている場合には窓に注意して建てた方が良いと思っています。
生活していくうえで、窓が開けにくいというのは本当に困りますので。

意見の相違から投げやりで設計した我が家

ちょうどマンションか建売を購入することを考えていたところ、両親と祖父母と私たち夫婦が同居することとなり、家を建てることになりました。

ある程度間取りが自由になるので、両親や祖父母も交えて楽しく自分たちの希望を話していました。

しかし、全員の希望どおりにはできなくて、どこかであきらめないと話がまったく進まなくなってしまったため、1階の部屋を希望していた祖父母が2階に、2階を希望していた私たち夫婦は1階に住むということになりました。

だんだん打合せも投げやりになってきて、最後は父と私の夫が設計を決めることになりました。新しい家は楽しみでもありましたが、思いがけない部分での意見の相違もあって、どんな家になるのか不安でした。

窓の位置とバスルームで大失敗!

窓については、完全に失敗でした。住宅地の場合、広い土地の真ん中にでも建てない限り、両隣あるいは三方によその家が建つわけですが、それをあまり深く考えていませんでした。

パスルームの窓を開けると、隣家のリビングの大きな窓があり、裸でなかったのが幸いでしたが、バスルームの掃除をしているときに隣家の住人とばったり目が合って「これはうっかりしたらマズいことになりそう」と気が付きました。

更に、2階の部屋は別の家の子供部屋と窓の位置がまったく同じ高さにあり、子供が騒ぐ声がうるさくて祖父母を悩ませていました。

バスルームは、今の時代のように介護という概念が薄かったため、高齢になって入浴がしやすい設計にしなかったので、後になって非常にこまりました。

相談不足がまねいた失敗

窓については、建物の中の間取りとか、床を畳にするかフローリングにするかとか、キッチンはガスか電気か、押入れにするかロッカーにするかなどを重視して、周囲の家のことを考えていませんでした。

また、窓の位置についてメーカーとの打合せの時にまったく相談しなかったのが原因です。

バスルームに関しては、高齢になってからの入浴の大変さを考えずに、浴室暖房や手すりを付けること、バスタブの高さや深さ、バスルームの床の水はけなどを考えなかったのが原因です。

窓は、あちこちで普通に開けて生活することができないので、建てている途中でもメーカーに相談してみれば良かったと思っています。

防音の二重窓にしたり、目隠しシートを貼り付けたりして、何とかなりましたが、キッチンの窓を開けると隣家の換気扇の煙がまともに入るので閉めたままになってしまいました。

バスルームは後年になって改築し、高齢者も使いやすいようにしましたが、その分出費がかさんで祖父母と両親が険悪になったので、入浴しやすくなったものの家族仲が悪くなって困りました。

同居するなら二世帯住宅がおすすめです

私は、一戸建て二階建てで祖父母・両親・夫婦という組合せで建てましたが、二世帯住宅がおすすめです。

トイレやバスルーム、洗面など世代によって使いやすさが違いますし、生活リズムも違いますから、お互いが暮らしやすい距離は二世帯住宅だと思います。

食事だけは全員一緒に食卓を囲むけど、他はだいたい別の生活の方がうまく行きます。窓の位置については、充分に検討することも強くおすすめします。

なかなか難しいのですが、一日中カーテンを閉めて生活するような状態は、精神的にはも苦痛を伴いますし、風を通せないということでは、建物自体にも影響が出てきます。

ぜひ窓については業者やメーカーに相談しながら決定されることをおすすめします。



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