- 性別:女性
- 年齢:51歳
- 住まい:北海道札幌市
- 家族構成:4人
- 間取り:鉄筋4LDK
- 施工業者:ハウスメーカー
感じの良い家5社の中から3社に絞って設計図と見積もりをお願いし、比較検討しました。
どんな家でも住んで見ればなにがしかの問題は出てくると思います。
その時にきちんと対応してくれる会社かどうか、口コミを調べておくことは大切だと思います。
そして、屋根や外壁、ウッドデッキなど定期的にメンテナンスをするにもお金がかかります。
その見積もりもお願いしてみると良いと思います。
目次
暖かく清潔な家にあこがれて家を建てました!
築30年程度の中古住宅に住んでいましたが、風通しが悪く臭いがある、断熱材がやせて真冬の寒さはただ事ではなく、暖房のない部屋に保存していた野菜が凍ることもありました。
また、その断熱材の合間を縫って壁の中や天井裏をネズミが走り回るなど住むのも嫌になったところで新築を決意しました。
子供達も高学年にさしかかり、そろそろ勉強部屋が必要かもしれないと思ったこともあります。とにかく暖かく清潔な家に住みたいと、そればかりでした。
またしても冷たい外気の入る家に…
注文住宅のため、数社の営業さんや設計士さんと何度も話し合いを重ね、家全体のつくりやその後のメンテナンスなどで最も納得できるメーカーにお願いし、全て満足いく家だった筈でした。
しかし住んで見て初めてわかることはあるもので、ベランダに出る窓を引き違い窓にしたところ、水切り穴から入る外気が冬は思いの外寒く、窓下の埋め込み暖房にするか外開き窓にすればよかったと大きく後悔したことがひとつ。
もうひとつは設計図段階で誰も気づかなかったのですが、お風呂場に窓がないにも関わらず(これはこちらの希望)脱衣所にも窓がなく、洗濯をする際には昼間でも電気をつけなければ真っ暗な中で洗濯機を回したり干したりしなければならなかったということです。
検討不足と見落としが失敗の原因です
掃き出し窓については、当初の提案では外開き窓だったのを出入りのために引き違いがいいとこちらから希望して変えてもらいました。
その際、埋め込み式の暖房を勧められましたが、パネルヒーターに格子で蓋をするような形は掃除が難しいと感じたため、壁につけました。
プロのいうことには根拠があるのだと思い知り、なぜそういう提案になったかという理由をきちんと聞いて検討すべきでした。
洗面所については設計図を見ればわかることなので、完全な見落としです。
リフォームすることも出来ずに…
ベランダの掃き出し窓は、秋の終わりの暖房をつける時期になると、水切り穴のところにスポンジを詰めたり、窓用の発泡シートを買って冷気の侵入を防ぎました。
ハウスメーカーからは二重窓にする提案もありましたが、すでに多額のローンを組んでいる上に数十万かけての工事というのは現実的ではありませんでした。
洗面所については、家の性質上くり抜いて窓をつけるわけにもいかず、昼間にシャワーを浴びるたび、洗濯をするたび、電気をつけるしかありませんでした。
提案されたことに対して必ず理由を聞くこと!
わかったつもりにならないことです。相手は家のプロですから、若くてもこちらより知識は上です。
希望はどんどん伝え、提案されたものとズレがあるとしたら、それはなぜなのか、納得行くまで理由を教えてもらうと良いと思います。
経験が浅く答えられない人なら上司に聞いてもらうことも可能です。そして、注文住宅であれば、壁1面ずつ細かくチェックしてください。
プロとはいえミスをするのが人間です。我が家の脱衣所の窓のようにうっかり忘れていることが見つかるかも知れません。
家の骨格ができて壁が入ってから気づいてももう遅いのです。とにかく後悔のないように、自分の常識も相手の常識もすべて疑って掛かるくらいでちょうど良いと思います。
そのためにも営業さんや設計さんとは忌憚ない議論ができるような良い人間関係を早めに作ることをお勧めします。
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業者選びで大失敗!建築費を500万円も大損しました
知らないと大損する『注文住宅』の建築費用。
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