滋賀県守山市の平屋の4LDK｜設計士に任せた結果、不便な生活動線に…

頭金を貯めてマイホームを手に入れました！

結婚し賃貸マンションで生活していましたが、子供が産まれ手狭になったことや、ローン返済のことを考えると年齢的に建て時だと思い家を建てることにしました。

家を建てるための頭金も目標額に達していたため迷いはなかったです。

ローンという借金を背負う不安はもちろんありましたが、庭で子供が遊べ、階下への音の心配もしなくてよい暮らしへの楽しみの気持ちのほうが大きかったですね。

ただ、おそらく人生で1度しか建てないであろうマイホームが満足できる良いものになるのだろうかという不安はずっとありましたが…。

設計士に任せた間取りが不便すぎる

ほぼ設計士の方の提案ままの間取りになっていますが、実際住んでみると玄関の位置や和室の位置など使い勝手がいまいち良くなく、打ち合わせ段階でもっと実際の導線をイメージ出来ていたらよかったなと思いました。

打ち合わせ時にはパースや図面と相当にらめっこしましたが、やはり実寸でないとわからない部分があり、日当たりや風の通りも計算通りにはいきません。

何より我が家は水回りには回遊性があるのですが、玄関からLDKにかけては廊下がなく、これは最近の住宅では割と多い間取りですが、やはり廊下を作るべきだったと思いますし、和室の出入り口は2か所作るべきだったと後悔しています。

玄関からLDKまでに廊下と和室への出入り（回遊性）があればもっと導線がよく、快適だったろうと悔やまれます。

比較不足と図面での判断が失敗の原因です

二階建てではなく平屋なので初めから間取りは難しいことはわかっていたのに、自分たちの希望の間取りが細かくは固まっておらず、設計士の方にあれこれ良く言われると気になってしまい、少し引っかかっていることも納得してしまいました。

また、やはり平屋は建築数が少なく、二階建ての住宅と違い建築中の物件や、モデルルームが少ないので実寸で見るということができなかったのが原因だと思います。

営業マン、設計士、そして私たちの全員があくまで図面上の数値やイメージでしか話ができず、難しかったです。

出来る範囲で改修工事を検討中です

和室のFIX窓は開閉できる窓にいずれ交換したいです。玄関正面の壁はニッチなどを進められたが特になにもしなかったけれど、DIYでエコカラットを貼ろうと思います。

その他、細々と暮らしてみて気づく不便や要改善点はDIYやフリーの大工さんに手を入れてもらおうと考えております。

構造に影響する部分は大規模なリフォームをしないと変更できませんが、影響ない部分であれば割と壁も天井も融通がきくのかなと思います。

とにもかくにもどんな手があるか十分に下調べする必要があると思いますが…

どのような家に住みたいのかを明確にすること！

家はそうそう何度も建てられるものではありません。賃貸は不満があれば引っ越すことができますが戸建てはそうはいきません。

何千万というお金がかかり、時間もかかり、労力もかかりますが、やはり自分たちが一生懸命に考えて建てた家はとても愛着が沸きますし、丁寧に大事に暮らそうと努力できます。

おしゃれな家や豪華な家、見た目で惹かれる家も素敵ですが、やはり自分たちがマイホームに一番何を求めているのかをしっかり整理し理解しておくことが満足のいく家を建てられるかどうかにかかっていると思います。

利便性や景観、治安などの環境なのか、耐震性や換気システムに納得いく作りなのか、はたまた独自性のある面白い奇抜な間取りなどを実現できるオリジナリティなのかなど。

その一番大事な思いが叶う方法で家を建てるときっと住んでからも心地よく気持ちの良い暮らしができるとおもいます。