- 性別:女性
- 年齢:61歳
- 住まい:富山県富山市
- 家族構成:4人
- 間取り:1世帯住宅6DK
- 施工業者:工務店
- 業者比較:6社モデルハウスを見学して比較検討した。
大きな不安を抱えながら購入したマイホーム
上の子どもが小学校に上がる時期になり、それまで住んでいた賃貸マンションが手狭になってきた。
さらに賃料等の負担も大きく、「自分の物にもならないのにもったいない」と思っていた。
また、たまたま近くで宅地造成中の土地があり、募集前であったが、不動産業者に連絡して土地を購入した。
自分の家を持つことはうれしかったが、その半面大きな金額のローンを抱えることについて、審査は通るのか、返済していけるのか、大きな不安があった。
失敗したと思う箇所
- 玄関まわりの電燈のスイッチの位置
- 階段下の収納
- 2階の部屋の入り口と窓
- クローゼットのハンガーポールの太さ
- キッチンの高さ
玄関まわりの電燈のスイッチの位置について、玄関の奥のほうに設置されているので、外から帰ったときに暗い中を進んでスイッチを探すことになる。
階段下の収納について、奥のほうの使い勝手がとても悪い。
2階の部屋の入り口と窓について、階段から上がってすぐのところにあり、圧迫感がある。また窓がひとつしか設置されておらず(隣と近接している)、昼でも暗い。
クローゼットのハンガーポールの太さについて、太すぎてハンガーをかけたりはずしたりしにくい。
キッチンの高さについて、自分と高さが合わない。特に水道の蛇口とカラン部分が自分と合わず、水仕事をしていて10分もすると背中や腰が痛くなってきて、それ以上の水仕事をするのがとても困難になる。
失敗した原因
玄関まわりの電燈のスイッチの位置について、設置場所の担当者からの説明時に奥だと使いづらいと当方が伝えたが、却下された。「プロが言うのだから」と当方は引き下がった。
階段下の収納について、奥のほうは使いづらいことは覚悟していたが、大丈夫だと思っていた。しかし、想像していた以上に使いづらかった。
2階の部屋の入り口と窓について、階段を上がってすぐの入り口は便利だろうと思っていた。
クローゼットのハンガーポールの太さについて、ハンガーを実際に使って、使い勝手を確かめなかった。
キッチンの高さについて、検討の時間が担当者から与えられないまま、設置されてしまっていた。
改善点・解決策
玄関まわりの電燈のスイッチの位置について、担当者がプロだからと過信せず、自分の意見を通せばよかった。
階段下の収納について、階段の奥の部分は反対の壁のほうに開口部を作ればよかった。
2階の部屋の入り口と窓について、部屋の入り口をもう少しずらすか、2枚の引き戸にすればよかった。
クローゼットのハンガーポールの太さについて、担当に事前にハンガーポールの直径を自分で計って伝えればよかった。大工さんは「頑丈なので太いのをつけました」と言っていた。太ければよいと言うものではない。
キッチンの高さについて、細部は別の日に説明すると言った担当者の言葉を信じていたが、何の連絡もなく設置されてしまっていた。「別の日に・・」と言われた時に少しでもキッチンの現物を確認すればよかった。
家を建てる前に再確認と見直しをしっかりすること!
家は住人の数や状態に変化があります。たとえば、子どもはいずれ独立して家を行きます。年を重ねれば体は衰えてきて、日常の動作が不便になってくるでしょう。
そういう状況の変化に対応しやすい間取りや機器の設置を考えて検討するのがいいと思います。
担当者の話を「プロだから」と全部が全部言うことが正しいとは考えず、自分の意見を通すことも重要です。
また、担当者任せにはせず、希望があるのなら自分でも調べて具体的なものを絶命できるようにすることも大切です。
防音や防寒もしっかりと考え、壁だけでなく、ペアガラスや二重窓や内窓等の設置の検討も必要かもしれれません。
相隣関係において、隣と接する窓や換気扇の位置等の配慮も必要です!
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業者選びで大失敗!建築費を500万円も大損しました
知らないと大損する『注文住宅』の建築費用。
我が家は地元の工務店に新築をお願いしたのですが、そこでとんでもない事件が発生してしまいました…。
建築費用を500万円も大損していることが判明したのです(泣)