- 性別:女性
- 年齢:33歳
- 住まい:大阪府
- 家族構成:夫、娘二人、夫両親、自分
- 間取り:完全二世帯住宅 3LDK(親)+3LDK(子)
- 施工業者:ハウスメーカー
そして何か譲れない部分があるなら、担当の方にきちんと伝えておく事だと思います。
目次
築100年は軽く超えている家を建て替えました!
夫祖父が亡くなった事がきっかけです。築100年は軽く超えている家で、ちょこちょこリフォームはしているものの、ボロボロで床もギシギシ。
勿論耐震とは無縁の家でした。夫の母がお嫁に来た時に大規模なリフォームを行なったそうですが、健在だった夫祖母によって好き勝手に計画が進められ、夫の母は全く家に思い入れはありません。
夫の祖父が亡くなったので止める人がいなくなり、マイホームが欲しい私たちは「土地も無料だし、いずれは長男である夫が継ぐのなら…」と、二世帯計画が進みました。
世帯間に通路をつけた事が失敗でした…
水回りをはじめ、「分けられるところは分けましょう」という点で私と義母は同意したので、特にもめる事なく計画は進みました。
ところが、建てる段階になってから、ハウスメーカーさんより、「どこかに一箇所でも通路を確保すると、一軒の家とみなされるが、そうしないなら少しお金が余分にかかる」と言われました。
ほとんど使わないような廊下の奥に扉をつける事で話はついたのですが、これが間違いのもとでした。
いざ建ってみるとまぁそこから入ってくる入ってくる…。子どもが派手に転んだ時…私がお皿を落とした時…料理を作り過ぎただなんだと理由をつけて、むしろこれは二世帯では無いのではと思う程行き来しています。
一度旅行で家を空けた時には、ご丁寧にお正月の飾りが子世帯のリビングに飾られていました。
扉をつける位置をこだわらなかった事に後悔しています
扉をつける位置をこだわらなかった事。行き来が全くできないような位置につけるか、家具で塞ぐ事ができるような場所につけなかった事です。
ほとんど使わないような廊下の奥だったとしても、開け閉めが自由で通れるのなら、それはもう「勝手口」でした。また、廊下の奥だからこそ、義母も躊躇いなく開けてしまいます。
例えば夫婦の寝室やリビング、ありえませんがお風呂の脱衣所についていたなら、多少なりとも開けることに気を遣うでしょう。人気の無い場所だった事が裏目に出ました。
二世帯住宅では扉はつけない方が良い!
扉をつけなくても良いくらいの資金があるなら…もしくは、トイレを1つ諦めてでも、親世帯との行き来わ無くしたいのなら、扉はつけない方が良いでしょう。
つけなければならない場合は、扉の前に何か置かなければならない状況にする事です。
子世帯側に押すタイプの扉にし、冷蔵庫を置いたり、靴箱や本棚を置くなど、「扉はつけられるのはここしかなかったんだよね…実質開かないけど」と言えるような間取りにする事です。
これはハウスメーカーさんとこっそり打ち合わせをしておくべきだったと思いました。
資金の許す限り、じっくり検討すること!
家造りはとても楽しい作業です。
全て理想が通る訳ではありませんが、こっちを諦めてこっちを優先して…と考えていると、自分はこういうのが好きなんだ、こういうこだわりがあったんだ、と改めて確認する事ができます。
自分の思う物が形になって行く過程はとても満足感がありました。
だからこそ、あまりこだわらなかった部分、手を抜いた部分、もう少し言うとお金をケチった部分は、必ず何らかの形で不都合が起きます。
結局あとから何か対処法を取らなければならなかったり、無駄にお金がかかったりと、困る事が起きる事が多いと感じています。
勿論無駄なものまでお金を出す必要はありませんし、興味のないところまで無理にしなくても良いと思います。
ただ、自分が「いいな」と思ったところは、資金の許す限り、じっくり取り組まれると、後悔が少ないのかなと感じています。
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